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Haruto Sasaki
2024年12月1日
2024年に開催された「第3回日本ASEAN台湾次世代交流フォーラム」で優勝したチームが、台湾・新北市を訪問し、現地の地方議員や東海大学の学生たちと交流を深めました。この訪問は、同フォーラムで提案された「包括的なトイレ・下水道システム」の実現可能性を探るための一環として行われました。
新北市では、青年局が主催する会合において、優勝チームのメンバーと地方議員、台北市水道局の関係者が一堂に会し、提案内容について具体的な議論が交わされました。特に、都市部と農村部の衛生環境格差を解消するための技術的課題や実施プロセスについて、多角的な視点から意見が交換されました。
台北市水道局の担当者は、「このアイデアは非常に革新的であり、新北市だけでなく他地域にも応用可能なモデルとなり得る」と評価。また、新北市青年局も「若い世代からの提案は、新しい政策形成に大きな刺激を与える」とコメントしました。
さらに、東海大学の学生たちとの交流では、台湾国内で直面しているインフラ課題や地域社会のニーズについて意見を共有し合い、文化や背景の違いを超えた建設的な議論が展開されました。優勝チームのメンバーは、「現地で直接話し合うことで、自分たちのアイデアがより具体化し、多くの可能性を感じることができた」と語りました。
今回の訪問は、日本と台湾、さらにはASEAN諸国との次世代交流をさらに深化させる重要なステップとなりました。今後、この提案がどのように形となり実現していくか、大きな期待が寄せられています。
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